「って!それって朝から今さっきまで飲んでたってこと?」








宇宙の驚いた声が部屋に響いた。








「えへへ。」








「えへへじゃないわよ!さ、さすがにそれはアル中レベルよ、アンタ!」








宇宙が完全にドン引きしているが、それには俺も同意します。








「ほ、本当にごめんなさい!…さすがに今日はやり過ぎました。」








そう言うと、観奈は再び俺達に頭を下げた。








「まぁ、もう済んだことなんだから、別にアタシは構わないけど。これからは気をつけなさいよ?」








「俺も…。逆に観奈が変な病気じゃなくてよかったよ。…でもこれからは気をつけてね。」








宇宙に続いて俺が口開いくと、観奈が瞳に涙を浮かべた。








「うう…。二人ともありがとう。これからは気をつけます。」








観奈は先ほどよりも深く頭を下げ、そんな彼女の姿を見て俺と宇宙は目を合わせて微笑んだ。







「でも知らないわよ〜。また昼間から酒飲んで泥酔したなんてカニャリンが知ったら…。」







少し間をあけてから、宇宙がそう言うと、観奈の体が急にビクッと震えた。








( ´_ゝ`)…カニャリン…??








俺がそう思った瞬間、観奈がいきなり床に両手をついて土下座した。