それから、俺は何事もなく蘭藤荘に到着した。







はぁ…(´∀`;)
やっと寮に着いたぜ~。









俺は自分の部屋に戻るため、外付け階段を登る。









よし。部屋に着いたら今日はもう誰とも関わらないように鍵を施錠して、まずベットにダイブしてやるぜ!
そして、そのまま心行くまで寝てやるぞ!








はぁ…。しかし、家に帰るまでが遠足というようにギリギリの所、もしくは部屋の中で西川さんが待ち構えているんじゃないかと思うと不安だ…。









俺が今までの西川さんとの回想を思い出しため息をついて、階段を登りきったその時…。









俺はまたしても目の前に信じられないものを見た。









「うわっ!ちょ、ちょっと…!!」









俺は思わず大きな声を出してしまった。









なぜなら、俺の目の前には…。









「観奈!どうしたんだよ!?」









なんと、階段を上がってすぐの所に、寮の管理人の観奈がうつぶせの状態でブッ倒れていたのだった。









俺はそんな倒れた観奈を見て、急いで駆け寄り、観奈の体を抱えた。









「おい!観奈!大丈夫か!?てか、生きてる?」









「うっ…ん~。」









観奈の体の向きを変え、彼女の顔色を見ると青白く、体からはジワッと熱を感じる。









俺が観奈の体を揺さぶると、観奈の瞳がゆっくりと開かれた。