ええい!しかたない!
ここはどうにでもなれだ!(`Д´)






「じゃ、じゃあ近いうちみんなに話をして計画しよーぜ!」







「うん!しよう!遠山君!」








俺たちはそう言葉を交わすと、手と手を取り合い握手をした。







まぁ、計画するって言っても、実際夏が来たら室長も俺もこの企画のことも忘れてると思うし…。







それにこの仮の話のおかげで、俺と彼方の仲の話は流れたんだから。







ま!いっか。









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それから愛穂と夏の計画の話を膨らまし、やがて話にキリをつけると彼女に別れをつげて、俺は下校した。








あー。早く帰ってゆっくり休もう〜。
彼方に西川さんに、ただ学校に行くだけなのにマジで体力使うよ…。








…ん?あれ?
そういえば…。








何かおかしいなと思ったけれど…。
俺、朝以来西川さんに会ってないな。
放課後も姿を見てないし…。いったいどうしたんだろうな。







ハッ!Σ(゚д゚;)






って!待て待て待て!
俺、なんで彼女のこと心配してんだよ!?







西川さんがいない時間が俺にとってどんなに貴重なのか。
それをすっかり忘れていたところだよ。トホホ。






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