「うん。本当にすごいわよね!でも菅谷君くらいの実力があるなら普通に優勝してもおかしくないと思うんだけどな。」







お!室長も俺と同じ事を思ってんだ(゜o゜)
たしかにあの天才が、あえて優勝がしないってのも…逆になんか不自然だよな。







「だから噂だと、菅谷君はわざと気を使ってトーナメント途中で負けてるんじゃないかと言われているわ。」






うわ?( ´_ゝ`)
まんざらその噂、デマじゃないと思います。







「しかも、出場した大会の関係者はみんな菅谷君には注目してるみたい。と、言っても本部員じゃないし、本人もスカウトとかは全て断ってるみたいだけどね。」







ス、スカウトもされちゃうんですねΣ(・∀・|||)
恐るべし…スポーツ万能。







「へぇ?。さすが彼方。尊敬するなぁ。」







と言っても、その才能だけですが。(苦笑)







とりあえず話を合わせて俺が口開くと、愛穂が納得するように頷いた。







「ねー。私も。」







あれ?それにしても、室長。
なんでこんなにもに彼方のこと知ってるんだろう…?
もしかして、彼方のFANとかなのかな?







「あ、でも室長。やけに彼方の情報詳しいね?」







俺がそう聞くと、愛穂が『え?』と首を傾げて、







「あら?全部西川さんから聞いた話よ。」







( ゚д゚) ;:*・.;:ブッ
やっぱり情報提供は、彼女だったのか!








「彼女、本当に情報通よね~。」








まぁ、情報通っていうより、西川さんの場合ただの情報通だけじゃないけど…。