俺がそう思った瞬間、彼方がニッコリ笑って口開いた。







「お詫びと言っては何だけど、観奈の好きな時にいつでもお酒付き合ってあげるからさ。」







彼方の言葉に観奈がキョトンとした顔した。








「………。え?なら許してあげる。」








少し間を開けて、観奈がニッコリ微笑んだ。







( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!






許すの早ええええええ!!







「でも付き合ってくれるのは今日!しかも今からじゃなきゃ嫌よ!」







「はいはい。わかりました。僕は今からでもお付き合いしますよ。」







「やったー♪今からお酒が飲める〜〜ん!」







観奈が嬉しそうに万歳をしている。







酒飲めるなら、人前でキスされても許すんかい!!!







「じゃーさっそく食堂に行こう〜。ビールいっぱい冷やしてあるんだから〜。」







さっきの鬼のような化身はいずこへと言わんばかりの観奈の幸せそうな顔に俺は呆れかえった。






歓迎会の時も思ったが、本当にこの人はお酒が好きなんだな…。







てか!未成年だろーが!いいのか!この物語!!!