すると、西川さんはうふふと笑うと口を開いた。








「はい。実は観奈のことです。」








「え?観奈?」








ん?(゚∇゚ ;)
意外な人物の名前が出たな。








「はい!突然ですけど遠山君は観奈のことどう思いますか?」








西川さんは、なぜか真剣な瞳で俺を見た。








「ど、どうって…」







突然の質問に俺は困惑した。








み、観奈をどう思うかって…
いきなり言われてもなぁ。








『はるちゃん。』








俺は、観奈を想像してみた。
そこにはすぐに俺の知っている観奈の姿が現れた。







「そりゃあ、可愛くて、家庭的で、スタイル良くて…。」








スタイル良くてっていうか…。








む…胸が…その…







想像の中で観奈の胸がズームした瞬間、俺は顔を赤めてた。







「じと~~~。」







俺がはっと我に返った時には、西川さんの白い視線が俺に向けられていた。







「遠山君ってもしかしてあーゆーのがタイプなんですか?」







「なっ!ち、違うって!」







「あーーーーー!また顔を赤めて!!やっぱりタイプなんですね!どうせ男はみんな貧乳よりも巨乳が好きなんですね!いやらしい!」







西川さんは両手で自分の胸を押さえて涙目で叫んだ。







あ、あの~~~~。
そ、そこまで言ってないんですけど…。