「ふぅ。まぁ、とにかくやっとこれでゆっくりお風呂に入れるな」







風間が俺を見て、ニッと笑った。








「うん、そうだね。」







俺は、風間にそう言うと湯船に浸るように天井を見上げ、目を閉じた。







はぁ〜。
やっと落ち着いてお湯につかれるな〜。







なんかお風呂で疲れを取るはずが逆に疲れたよ( ̄▽ ̄;)






…ていうか!
たかが、お風呂に入るだけなのにやたらいろいろありすぎだよ!俺!








やっぱりついてねぇ━━(゚ Д゚;)━━!!






俺の言葉が心の中で木霊する。








それから俺と風間はやっと誰の邪魔も入らなくなった蘭藤荘の入浴場で、ゆっくりと満喫する。







そして俺達は風呂を出て、脱衣場にていろいろと話をしながら着替えて、入浴場を後にしたのだった。