「まぁ、だいたい観奈がイラついてる時って圭先生と喧嘩した時だからさー。俺が圭先生と喧嘩したのかって聞いたら、俺、聞いただけなのにいきなり胸ぐら捕かまれて、『そんなことあるわけないじゃない(はぁと)』って言われたんだけどさー」







( ^ω^ )?







胸ぐらを捕まれて?( ^ω^ )







まぁ、深く考えるのはよそう…。








「俺、絶対圭先生と喧嘩したと思うんだよな~。あ、ほら。さっき遥、圭先生と一緒にいたじゃん?二人のこと、なんか知らないか?」








「あ、ああ…」








うわ~(;^ω^)
実は、俺が入浴場に来たのが原因で二人が喧嘩したなんてとてもじゃないが言えない。







「さ、さぁ〜?俺は知らないよ。圭先生も何も言ってなかったし…。」







まぁ、とりあえずこの場は知らないふりをしておいたほうがいいよな。







「そうか~。ま、俺は絶対喧嘩だと思ったんだけどな~。」







真相がわからない風間は、なんだかもどかしそうだった。








あ、そういえば…。








「ねぇ、風間?」








「あ?」









「観奈と圭先生って付き合ってたんだね。俺それ知らなくて、今日知ったんだ」








俺が何気なく風間にそのことを言うと、なぜか風間は首をかしげた。







「は?…お前何言ってるんだ?」







(・ω・)?








風間の反応に俺も首を傾げた。