「うん。大丈夫だよ。ちゃんと保健の藤岡先生にも見てもらったし…」







「そ、そっか。」








すると、風間は安心するようにため息を吐いて、身体の全身をグ~っと伸ばした。







「よかった~~~~~~。遥が何ともなくて…。」







完全に安心しきっている風間に俺は呆れた。








「ったく、風間は大げさだよ。俺の体は、そんなにもろくないぜ!」








「ありがとな。そう言われると、ホント安心するわ。」







「でも俺の方こそ、心配かけたみたいでごめんね…。」







(´;ω;`)ああ…
風間、本当にイイやつだなぁ。ほんと、他の人たちも見習ってほしいよ…。








すると、俺の肩に風間が手をおいた。







「遥~!やっぱお前いいやつだな!」








「え?」








俺は驚いた。








風間も俺と同じこと思っていたようだ。








なんかそう思うと俺は嬉しくなって、自然と笑った。








「それはこっちのセリフだよ。俺も今同じことを思ってた。」







「は?マジで!?俺たちシンクロ率高いな。ははは…」








風間がそう言うと、俺たちは笑いあい、その声は浴槽に響く。








「遥、改めてこれからもよろしくな。お互い仲良くやっていこうぜ!」







「うん!こちらこそ。」








俺は風間が差し伸べてきた手をしっかりと握った。