「え?」








俺がビクッとすると、圭先生が口開く。









「あ。でも、よく見るとお前ってカワイイ顔してるかもな…」








「は?」








い、いきなり謎の発言キタ━━(゚∀゚)━━!!








圭先生が俺を観察するように見てくるが、俺は男にかわいいなんて言われてよく意味がわからなかった。








なんか今日の圭先生…やたら積極的というか、変だよなぁ(´・ゝ・`)
それともこれが圭先生の本性とか?







まぁ、今さらだけどこの人も変わりものだってことなのかな?








だとしたら、本当にこの学生寮には、変わり者ばかりだなぁ…。はぁ…(-"-;)








俺がそんなことを考えて呆れながら、圭先生に押さえつけられている体制を元に戻そうと圭先生の腕を掴んだ。その時…。









ガラッ!!!








突然、入浴場の戸が開いた。









「!?」









俺は突然開いた戸の音にビックリして、圭先生につかまっていた腕に力が入ってしまった。








そして、俺の力が圭先生の腕に圧力をかけたのか、その反動で俺と圭先生の体が抱き合うかのように引き寄せあった。








俺は、いきなり抱きつく体制になってから、ハッと我に返った。








うわぁ━━(゚ Д゚;)━━!!







お、俺!何やってんだよ!








びっくりしすぎだからって、誤って圭先生に抱きついてしまうなんて…!








ほんと何やってんだ━━(*`д´*)━━!