見上げるとそこには圭先生の瞳がしっかり俺の方を見つめていた。







「ああ、そうだ。お前さ…」








すると圭先生が心なしか俺に接近してきた気がした。







俺はそう感じて自然と足が壁の方に引き寄せられるように後ずさった。







「な、なんですか…?」








そして、俺がそう言った時には、俺の背中は壁についていた。







俺は、あっという間に圭先生に壁側に追いやられていたみたいだ。







って!待って!この展開!
なんだかよくわからないがヤバくないか!?








俺が、なんとなく身の危険を感じたその時だった。








「観奈の代わりに、お前が相手しろよ。」








( ゜∀゜)・∵ブハッ!






あの、俺…。男なんですけど?(^ω^;)
いったいどういうことなんでしょうか?







俺は圭先生の発言に戸惑いが隠しきれなかった。








その上、俺の身体はショックが重なったためか、しびれるように固まってしまっている。







その瞬間、俺の両肩が圭先生に掴まれる。







「もちろん、この責任、とってくれるよな?」







圭先生はそう言うと、俺に顔を近づいてきた。







顔、というよりその綺麗な唇を…。








(゚Д゚)ひぃいいいいいいっ!!!!!!!







俺、もしかしてこのまま襲われちゃうってやつ?







うわあああああヽ(`Д´)ノ
だから!俺、男なんですけど━━(゚ Д゚;)━━!!