「はぁ、そうなんだけどよ〜。…ああ、俺はこれからどうすればいいんだ…」







圭先生は、両手で頭を抱えて嘆いた。








圭先生、よっぽど観奈とケンカしたことがショックなんだな。








でもそんなショックになるほどの喧嘩じゃない気がするけど…。








「あ、でも圭先生元気出してください。観奈とならきっとすぐに仲直りできますよ。」







ま、二人の邪魔した俺が言うのもなんだけど。








俺は励ますように圭先生の肩をポンッと叩いた。








すると圭先生はゆっくりと顔をあげた。








そして、圭先生は俺にとんでもない想定外の言葉を口にした。








「ちげーよ。俺の性欲のことだよ。」







( ^∀^)??







「観奈とはすぐに仲直りできるけどよぉ、今溜まりにたまった俺のこの性欲はこれからどうすればいいんだよ。」








(;^ω^)…?








(ノ ゚Д゚)ノ = ┻━━┻  そっちかい!!!!









「なぁ!遥!俺、どうすればいいと思う!?」








圭先生は、俺にドアップで目をギンギンにして訴えてきた。








そ、そんなこと俺に言われましても…。
正直俺にはどうすることもできませんよ。








「ったく、もとはと言えばお前がこの入浴場に来たのもことが起きた問題の一つだよな!」






いやいやいや!!!
だから、俺は普通に言われたとおりにここにやってきただけですよ!
問題のひとつにもなりませんよ!!!