「はぁ?何言ってるの?そんなこと知るわけないだろ?」







「は、ははは。そうだよね。」







彼方は、知らないようだ。
やっぱりあれは夢だったのかなぁ。







でもあのビジョン、なんなのか気になるー。







「だって僕、授業出てたから、今さっき保健室に来たばかりだし。まぁ、僕が来る前にいたかもしれないけどね。」







え?(゚∇゚ ;)






今なんと?







授業に出てた?







俺はハッとした。







今、何時?







俺がそう思って、保健室の時計をカーテンの隙間からのぞくと時刻は、なんと15時半を超えていた。







うわああああ!!(゚ Д゚;)
もう放課後になってるううううっっっ!







俺、そんなに気を失っていたのか━━(゚ Д゚;)━━!!







しかも、俺の昼飯〜って叫びたいけど、すでに時限通り越してる…。








はぁ、俺ってどんだけ可哀相な主人公なんだよ…。