「先生…。今日の放課後。時間ありませんか?」








意識を失った暗闇の世界で俺は、まだ声変わりもしてないような可愛らしい少年の声を聞いた。







「なんだ?」








先生と呼ばれたその主の声を、俺はどこかで聞いたことあるような気がした。








「あ、あの。実は先生にどうしても見てほしい写真があるんです。」








「おっ。またいいのが撮れたんだな。」







「はい。近々、コンクールに応募してみようと思うんですけど…。」







「そうか。もしあれなら今から見てやろうか?」







「…あ。そ、その。放課後がいいんです。もし見て下さるなら…」







「え?なんでだ?」







すると、少年は黙りこんでしまった。








「なんだ?お前、ひょっとして俺の個人授業受けたいの?」







「え!?」







「ったく。それならそうってはっきり言えっていつも言ってるだろ?」







「せ、先生。…そのごめんなさい。」







「なんなら、俺は今からここで個人授業してもいいんだけどな。」







「えっ!ええっ!」







( ゜∀゜)・∵ブハッ!
ていうか、これどんな会話なんですか!?






こ、個人授業って何!?
なんかやらしい気がするのは気のせいですか!?
これは、男子生徒と男教師のマニアックな恋愛ドラマとかですか!?







っていうか、そもそもこれは夢なのか?