風間がいなくなると、彼方はさっそく宇宙を探しにいくつもりなのか、廊下を歩きだした。






えー!
よくわからないけど、やっぱり俺達で宇宙を探しに行かなきゃいけないのー?








「ほら!遥。晃月を探しに行くよ!」








彼方が振り返り、むすっとした顔で俺を見た。








正直、昼飯な気分だからいなくなったカリスマモデルを探しに行くなんてごめんだが、俺はなんだかんだ言って彼方には逆らえない。








「はぁ。わかったよ。」








俺はため息をついて、しぶしぶ歩きだした。







こうなったら、さっさと宇宙を探し出して昼飯を食べてやるからな!







待ってろよ━━(゚∀゚)━━!!
俺の昼飯!







俺は、そんなことを決意して彼方と並んで歩きだした。








こうして、俺たちは、昼飯を死守せよ!いなくなったカリスマモデルを探せ!的なノリで捜索を始めたのだった。
いや、俺だけか( ̄ー ̄)







まぁ、とにかく校内は広いので宇宙を見つけだすのにも時間がかかるものだ。








そこで彼方は、情報収集から始めるとのことだった。







彼方は、視界に入った得意の女子生徒に宇宙を見かけていないかと話かける。
ここでも彼方の人気の高さにビビらせられることに。







何人か聞き回ると、ある学生が先程、宇宙を体育館の裏に入って行くのを見たという情報をつかんだ。







俺達はその情報を聞くと、急いで体育館の方に向かうことにしたのだ。







待ってろよ〜!
俺の昼飯〜!(2回目)