そして、夜が明けた。







朝日が俺の顔に直撃しているのにもかかわらず、俺は昨日の疲れからか体が動かなかった。







「遠山くーーーん!」







あれ?







遠くで誰かが俺を呼んでる?







「起きてくださーい!遅刻しますよぉ?」







その言葉でハッとしたのか、俺は目をあけた。







「!!!!!」







その瞬間、心臓が飛び出るかと思った。







なんと俺の視界が西川さんの顔のドアップで埋まっていた。
俺の顔と西川さんの顔の距離は、2、3センチくらいだろうか。
とにかく近すぎていた。







「うわあああ!!」







俺は、驚いて西川さんの顔をうまくよけて、飛び起きてベットの隅に早々移動した。







「おはようございます。遠山君」







「お、おはよう…」







西川さんが満面の笑顔であいさつしてきたので、俺もあいさつを返す。







ん?(^ω^;)







待てよ?(゚ Д゚;)







「って!?なんで西川さんが俺の部屋にいるの?」







俺がそう聞くと西川さんはベットに腰かけ瞳を輝かせた。







「それはもちろん遠山君のことが好きだからに決まってます!」







「はぁ?!」







寝起きから変なテンションキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!