「うるさい!喋るな!貧乳処女!」



「んな!何よ!何かと貧乳処女呼ばわりして!!私にはくるみって言う可愛い名前があるんですからね!」



また彼方と西川さんはバチバチと火花を散らし睨み合う。



そんな中、俺は睨み合う二人から目を逸らすかのように観奈の方を向いた。



「そういや、管理人さん。どうしてここに?」



俺が何気なく聞いてみると、観奈はハッと何かを思い出すように瞳を見開いた。




「あ、そうそう!すっかり忘れてたけど、私がここに来たのは、夕飯の支度が出来たからだったわ。」



観奈がそう言うと、彼方と西川さんの闘いがピタッと止まり、同時に観奈に視線を寄せた。



「ああ、もうそんな時間か。」



俺はふと自分の腕時計を見た。



【20時25分】



はぁ〜( ̄▽ ̄;)もうそんなに時間が経ったのか…。
この数時間、戦争に巻き込まれた気分で時間が過ぎる感覚を失っていたよ…。



そういや、お腹すいたなぁ(´・ω・`;)



そう思った直後、俺のお腹がグ〜と音を立てて鳴る。



はっ!Σ(゚д゚;)
そんなことを考えてたら本気でお腹がすいてきたじゃないか!



俺が空腹の音を抑えるように、下っ腹を手で押さえる。



すると、そんな俺を見て観奈が覗きこんできた。