「あら?もしかしてそれって宣戦布告って事ですかぁ?でしたら、この西川お相手いたしますよ?」



「ふん。その威勢…そのまま返り討ちにしてあげるよ。」



彼方と西川さんは、それぞれそういい終えた時には、彼方と西川さんの2回目の戦いのゴングがすでに鳴り終わっていました(´_ゝ`)



ああ(; ´_ゝ`) 
いつまでこの二人はいがみ合えば気が済むんだよ~。



俺があきれ返り、ため息を落とすと、



「ふふっ」



俺たちのやり取りを見ていた観奈がくすくすと笑いだした。



「3人とも、今日顔合わせしたばかりなのにすっかり仲がいいのねぇ。」



観奈がのほほんと微笑むのに対し、彼方は顔を引きつらす。



てかなぜか俺まで仲が良いと思われております((((;゚Д゚))))



「はぁ?仲がいい?そんなわけないだろ?」



「え?私にはそう見えるけど…」



観奈が首を傾げた途端、



「あら聞きました?腹黒王子様!私達、仲良く見えますって?」



西川さんがニヤニヤして彼方に耳打ちする。