「…別に何も。」



挑戦的な西川さんに対して、彼方は冷静だった。



「あら〜そうですか。それは残念ですわ。そこまで負けを認めないのならば、ここに早瀬先生と大樹さんの会話を録音しておいたデータがあるので一度聞いてみますか?」





( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!!





「はぁ!?」


つい俺まで彼方と一緒に声をあげてしまった。



盗撮、盗聴…って!本当に何をなさってるんですか、西川さん━━(゚д゚;)━━!!



「…お前、さすがにそれは犯罪を超えてるぞ。」



さすがに彼方が西川さんに苦笑いしてドン引きしている。



すると西川さんは、ほほを膨らましてそっぽを向いた。



「何を言ってることやら!同じコトしてるあなたに言われたくないですぅ。」



「やってることのレベルが違いすぎる!」



「いいえ~違いませんわ!でも私はあなたと違って腐女子だから萌えるためならなんだって許されるんですっ。」



「許されるわけないだろ!」



いや、むしろ…許される許されない前に、二人とも警察に自首して下さい( ̄▽ ̄;)