なぜなら、俺の首がいつの間にか彼方の手によって軽く締めつけられていたからだ。



もしこのまま彼方が少しでも力を入れたら、俺は苦しいどころじゃない…。
そんなギリギリの手の感触が俺の首にまとわりついている…。



俺がいきなりの彼方の行為にビクビクと痙攣を起こすように震えていると、彼方がニコッと笑った。



「遥〜。次、その目障りな口を開いたら一生息を出来なくさせるからね。」





( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!!





一生息を出来なくさせる=それって死!あるのみ!じゃないですか(゚ Д゚;)



う~~ん( ̄▽ ̄;)
俺の質問が悪かったのかな?



と、その時。



「ふぅ。まぁ、いいや。」



彼方は俺の首から手を離した。



そして、今度は西川さんの方に視点を変えた。



「貧乳処女…。悪いけど、これからお前も容赦しないから。」



「おほほほ。負け犬の遠吠えですこと☆」



西川さんが高笑うと、彼方はまた舌打ちをしてギロリと彼女の事をにらみつけた。



「ちっ!なんか調子狂うな!…あ、そうだった。お前に一言、言わせてもらうけど…。」



彼方はうずくまってる俺の体ごとぐいっと持ち上げると、そのまま俺を自分の肩に寄せた。