「そ、そんなにらまなくても…」



ビクビクしながらも俺がそう言うと、彼方が首を傾げた。



「だからなんなんだよ!?」



はっ( ̄▽ ̄;)とはいうものの、何を言おう…。
何も考えずに声を掛けちゃったもんなぁ。
まぁ、その辺はテキトーに今までの流れで疑問に思った質問を出して、話を流させればいっか。




「いや。そのさぁ!し、質問があるんだけど…。」



「はぁ?質問?何だよ?」



「…ぇっと…さっき話に出てきたさ。…ほら、その…。」



「遥~。質問ならさっさと早く言ってくれないかなぁ!」



「ひ!わ、わかった!言うから!」



俺は彼方に怯えながらも、オホンと咳払いをしてゆっくりと言葉を続けた。



「その…。ぼ、某巨乳って…誰なんだろうなぁ?って思って…」




俺はとっさに頭に浮かんだその質問を口にした、その時だった。




「…?」




俺の身体がビクッとして、急に動かなくなった。
いや、正確には動くことができなくなった。




(;^ω^)あ、あれ?なんだ?
体が…う、うごかない。なんで?………あ!!




俺はその瞬間、目を見開いた。