「う!うるさいわね!そんな事まで言う必要ないでしょ!バカ!」



「…ん?」



と、その時。
なぜか突然、彼方の表情が固まった。



「………っていうか、ちょっと待て。お前…今なんて言った?」



「…え?何の事ですかぁ?」



彼方の様子が変わると、それと同時に西川さんの顔が徐々に自信あふれるような笑みへに変わった。



彼方はゴクリと息を呑み、少し言いにくそうに口開いた。



「いや、あえて深くつッこまないけど、なんで今『某巨乳』の話が出た?」



心なしか彼方の額に汗がにじみ出ていた。



「え?なんでって?…そんなのこの西川が全部知ってるからに決まってるじゃないですか?」



ニコッと西川さんが笑うと、彼方は顔を引きつらしてた。



「全部?はっ…。はったりはやめてよね。」



彼方はなぜか少し動揺しているようだ。



すると、西川さんがそっぽを向いて口に両手を添えると、はっきりした声で叫んだ。



「ああ〜〜。西川、とても言えませんわ〜。学校の王子様であり実は裏で超ドS腹黒の性悪で、男である早瀬先生のことが好きで〜…。」





`;:゙`;:゙;`ヽ(゚∀゚ゞ)ブッ





に、西川さん!!??(゚ Д゚;)


いきなり何を申しましたか━━(゚ Д゚;)━━!