( ´_ゝ`)…ん?




( ´_ゝ`)…腐女子?



っていうか、腐女子って何??(゚ Д゚;)



「ハンッ!あれで隠したつもりだったの?笑っちゃうな〜。悪いけど、君からは腐った女匂いがプンプンしてるよ?」



「し、失礼しちゃうわね!腐女子をバカにしないでくださる?」



俺が『腐女子』という言葉の意味が分からず困惑している間も、彼方と西川さんの会話はどんどん進む一方であった。



( ´_ゝ`)だから腐女子って何ですか?



俺はもちろん二人の会話の内容が、まったく理解できなかった。



「あ、あの〜?」



俺は思い切って、睨み合ってる彼方と西川さんに声をかけた。



『何(ですか)?』



二人のギロリとした鋭い視線が俺にグサリと刺さった。



「ひっ!…いや。その…腐女子ってなんだろう?と思って…」



俺がそう言うと彼方と西川さんの動きが止まる。




「……。」



そしてしばらくの間、時が止まった。



「…え?遠山君、腐女子を何か知らないんですか?」



沈黙を最初に破ったのは、西川さんだった。



その後、西川さんは『…ってことは、私の正体はばれてないですね!はぁ…セ〜フ』と、よく分からないが俺が腐女子を知らない事にホッと胸をなでおろしていた。