「それで、早くにも僕と遥がどういう関係か把握して、僕から遥を守るとか腐った考えを妄想してたりしてね?」



冷や汗を流しながらビクビクしてる西川さんに、容赦なく彼方はペラペラと推理を語りだす。



いやいやいや。
待とうよ、名探偵彼方さん。



いくらなんでもそれはないと思うよ。
西川さんが俺に一目ぼれして追いかけてくるなんて…。



さすがに、ありえないでしょ〜。



俺がそんなことを考えていると、西川さんがゴクリと息を呑み、そして叫んだ。



「ちょ!なんであなたにはそこまでわかるんですか!?」



あるんかい!!?(゚ Д゚;)



「あはっ。やっぱり図星だったんだ〜。さすがだね、腐女子の西川さん。」



「んなっ!!なぜ、その事までも!」



またもや西川さんがギクリと体を震わせ、大声で叫んだ。