それにしても彼方の奴…。
何が何でも俺に大樹さんを殺させるつもりかよ?(´・ゝ・`)



どうしよう…。
かといって、彼方には逆らえないし…。



俺が消えるか。



大樹さんを消すか。



「ほぉ〜ら。早く選びなよ。」



彼方は再び俺の首元に手を添える。



「ねぇ・・・・。」



そう言った彼方の目は完全にイっている。



その彼方の瞳を見れば見るほど、俺の恐怖は一気に大きくなる。



あ…((((;゚Д゚))))



も し か し て 俺 



今  度  こ  そ



殺(や) ら れ る ?




その時、俺の鼓動は最高潮に高まった。




「………………っ!!!!!」




そして、ついにその恐怖に耐えられなくなった。



「ももも、もーーーーこんなの無理ーーーーッ!」



俺は立ち上がり、無理やり彼方を振り払って
思い切り逃げた。



「ぃたっ…お!おい!待てよ!!!!」



逃げた俺を追うように彼方の手が伸びるが、俺はそれをも振り払い、急いで彼方の部屋のドアを思い切り開けた。