まだ背伸びをしてる月姫の後ろからヒョイと本を取ってやった
「ほれ」
「あ〜、京くん♪ありがと♪」
最大限に見上げてニコッと笑って俺を見た
////
なんか我慢できなくなってつい俺は顔を近づけていた
コツン。
気がつくとおでこがくっついた
「へ、ぇぇえきょぅくん!?///」
本をぎゅっと握りしめながら
顔を真っ赤にして明らかに照れる月姫
「月姫、ちっせぇ」
「へぇっ!?////」
体の向きを変えて
「どしたのっ!?////」って聞いてきた
「月姫かわいー」
おっと口が滑った
「京くん変なの!!///」
捨て台詞のように言われて月姫は隆と百花ちゃんの方に戻ってしまった

