Double Persondlity

翌日。



自宅に名田が居ると
電話が鳴った。



「はい。え?ああ…風見先生ですか?今日か…いいですよ」



その夜。



「名田チャーン退院おめでとう!少し遅れたけど…ちなみに今日はオレ達のおごりよ。でも余り飲むなよ」



「分かってます。風見先生、沢木先生ありがとうございます」



「じゃあ乾杯すっか」



しばらく経ち
ある程度、飲んだ三人。
だが名田の様子がいつもと違う。



「あれ?名田先生」



「名田チャン、今日変だ」



「え?何でですか?オレはいつも通りですけど」



「変だよ。なぁ沢木?」



「ああ」



「何で?」



「いつもなら騒いでる頃なのに」



「あ…そういえば今日は何だか…全然酒に酔わないなぁ」



「名田チャンの場合酔わない方がいい」