大きなツリーの木がある所は
大勢人がいて
大分混み合っていたが
時間が経つにつれて減っていく。



つまり恋人同士だけがいる。



名田と優奈も周りから見れば
その中に入っていた。



よく見掛けるカップルという感じしかし実際はそうもいかない
事情もある。



その夜。優奈は帰るつもりはなかったが名田が泊めるわけにはいかないと帰らせた。



二人にとって一番幸せな時を
過ごせたのもこの日だった。