「ねぇ!どこ高ですかー?」 ほら。これだもん。 不良ってなんかよくわからんけど話しかけてくるんだよね。 「翔也ー。ナンパしないでよ~」 私に声をかけてきたのは翔也って人らしい。 そして多分この女の子は彼女。 いや、そんなことはどうでもいいんだ。 早く家に行こ。 私は不良集団の横を通り過ぎると小走りで家まで帰った。