ファミレスに着いて席につく。



拓斗くんはまた来てないみたい。






「てかさ…私、不良苦手なんだよね…。」




不良の友達は不良だよね。



だから拓斗くんの友達もきっと…




「あっ、拓斗くん!こっちこっち!」





私の向かいに座っている奈々が入り口を見て手を振る。




私も振り返る。















不良だったーっ







両方素晴らしく不良。



拓斗くんはニコッと笑い手を軽く挙げてこっちにくる。






私は奈々の隣に移動して拓斗くんと友達が向かいに座る。