保健室の先生




「先生の気持ち、伝えてあげればいいと思うよ…。」

そういうと、先生は…


「好きだよ……美乃里…」


と、耳元で囁く。


ビクンッとなる体。

ふぅっと耳にかけられる息。

なんだろ…体が奥の方からじんわり熱くなる。


「じ、冗談はダメだよ…」


あたしは消えそうな声で、そう呟く。