「どうしてわかるって? 大声で、『大山先生大好きー!』って叫ばれたら、そりゃわかるだろ。」 あははは…… 完璧それあたしだ。 そういえばこないだ、そう叫んだんだった。 それ聞かれてたなんて… はずかしすぎる! 「いや…でも……ね、ほら、その子もきっと何かあったんだって。」 「何かってなんだよ。」 クスッと笑う先生。 「俺さ、その子のことマジ好きなんだ。どうしたらいいと思う…?」 そう聞かれましても…。