「お嬢様、臥せて!!」 ガッ… 鈍い音が聞こえた。 顔を上げると、翡翠さんの腕からは、赤い… 「ひ…あ、ち…血が…っ」 「時間とりすぎちゃったかなあ…またね、かりんちゃん」 宅配便に化けた謎の来訪者は、翡翠さんの腕を攻撃して直ぐに家を去った。