「ぷ…っは!な、何するの…!」



あたしのファーストキスっ!!



思わず押し飛ばしてしまった。


彼はほんの少しよろけただけだったが。
口を拭って、彼は言った。



「無礼をお許し下さい…英恵華凛さま。ご本人かどうか確かめさせていただいたのです。

…今日から貴方のボディーガードを務めさせていただきます、

秋之宮翡翠(あきのみやひすい)と申します。」