気付いたら翡翠さんばっかり見てたみたいで 目が合った。 「…おはようございます」 翡翠さん、何で照れてるの? あ、さっきの、声大きかったかな… 不覚にも可愛いなんて思ってしまった。 「おはようございますっ」 「体調はどうですか?昨夜はお辛かったことでしょう」 翡翠さんはドアの側で縮こまって立っていたあたしの所までやってきた。