でも、やっぱり淋しい気持ちは消えない
勝手なのは分かってるけど5年も会ってなかったから一緒にいてくれると思ったから


「分かった……」

流騎は今度は少し悲しそうな声で「ごめんな」って再び言って電話が切れた



「もう少しだけでも声……聞いていたかった」


と呟いた声は私しか居ない部屋に消えていった


その後は、ご飯食べてお風呂入った


寝る前に今の流騎の声と1番最後に見た小学生の流騎が合っていなくて少し笑いながら……眠りについた