流騎が「ハァ??」って行った後に流騎とは違う男の声とバイクの凄い音が私の耳に飛び込んだ 「流騎〜!!!!」 私はその声を聞いた途端に何故か淋しい と、思ってしまった 小学生の時、親友でもあり私の好きな人だった流騎が私の知らない人といる そう、考えてしまった 私も流騎が知らない友達が居るのにとも思った 流騎は私に少し甘く優しい声で言う 「俺、用事できたから……ごめんな?」 そんな声で言うから自分が溶けて無くなってしまうような感覚になった