「…はぁ……送るから」 私が顔を上げると黒髪の人は街灯の下に居て今まで見えてなかった顔が予想外の顔で私は呆気にとられた 「……何?」 「がっ眼帯……」 私は、無意識にそう言っていた 黒髪の人は右手を眼帯に当てた 「あぁ……気にすんな。なぁ、あんた名前は?」 今、思い立ったように急に名前を聞いてきた