身体が弱かった彼女が少しでも寒くないように。 天国に逝っても風邪をひかないように。 彼女が見る世界がこれからも輝やき続けるように。 僕はまた過ちを犯した。 僕の欠けた世界を満たしてくれるのは彼女しか居なかったのに…。 ……あなたを独りで逝かせはしない。 僕は鋭い彼女を殺した刃物を同じように腹部に思いっきり突き刺した。 これで二人でずっと同じ光を見つめながらずっと一緒にいられるよ…。 僕は彼女に被さるように倒れゆっくりと目を閉じた……。