幼稚園生の男の子は、紫の炎を両手にだした。 この力は、闇の力。 彼らは闇の力を操る『闇者』という者達だ。 「おっ☆やるかぁ? チビ☆」 ナイゼッツの両手にも、黄色い炎が燃え上がった。 二人の喧嘩はしだいにでかくなっていこうとした。 二人がぶつかり合いそうになった瞬間、二人の体に白い炎が燃え上がり壁に打ち付けられた。 どうやら違う者が二人の喧嘩にうっとうしくなったのだろう。 そのまま二人は、壁からズルズルと落ちる。 この二人を止める……以外にも仲裁役にいつも回る者もいた。