俺は、透明な鏡の上にいた―― 光はない。 暗い暗い闇に俺はいた。 ――バリンッ! 突然、透明な鏡が崩れていく―― 俺は闇に落ちていった―― 鏡の破片が散りばめていく 暗い暗い 闇に堕ちていった 光はない。 手を伸ばしても届かない 闇に光は届かない。 ――大丈夫 闇を恐れないで え……? ――光は 君だから。