「小羽さんー?って事だからさ、これから宜しくね。」 「図書委員は学校が終わってから本の整理とかしなくちゃならないから、帰っちゃ駄目だよー?」 なんて目障りな奴なのだろう。 勝手に決められて何故残らなければならない。 「小羽さんー?聞いてる?」 「あぁ」 取りあえずその場しのぎに曖昧な返事をした私が馬鹿だった。