リンゴ飴より甘い恋

「あ…すいません………グス………ッ!?」

そう言って頭を上げたらそこには……

スーツを着た、

綺麗な顔のを歪め、

眉をひそめながら苦笑している、


先生が立っていた。



翔side

今日も林瑚は来なかった。

きっと…いや絶対に林瑚は俺を避けている。


そう思ってたまたま窓の外をみると
ちょうど…
数学準備室の前の廊下から、
教室が見えた。

そしてそこには…
林瑚がいた。

林瑚を見ていたら
教室に梓がやって来た。

そして…会話は
聞こえなかったが


梓は林瑚にキスをした。


俺は見ていられず
すぐにその場を去った。
帰ろうと思い、
一度帰ったが
残りの仕事を思いだして戻る時

ドン

「痛ッ…」

林瑚がぶつかってきた。

涙を流しながら……。