リンゴ飴より甘い恋

「…それは俺の台詞。
なんか…昨日、今日と様子がおかしかったからさ。」

「そ、そんなことないよ…!」

「わかるんだ…。
…その、ずっと見てたから。


林瑚のこと……。」

「え…!?」

そういうと急に梓君にキスをされた。

「………ッ!?」

私は…その場から逃げるかのように

逃げ出した……。

涙が…止まらない。
なんでだろう…。

先生にキスされたときは
ビックリして
逃げちゃったけれど

涙は出なかった…。

こんなに悲しい気持ちにならなかった…!


………ドンッ!

「痛ッ……!」

校門で誰かにぶつかってしまった。

「…大丈夫か?」