リンゴ飴より甘い恋

林瑚side

とっても、幸せな夢をみていた。

大好きな人がいつも私の傍にいて、

そして…最後には
キスをしてもらう……。

そんな夢を……。

そして、ゆっくりと
目を開けると

そこには自分に軽く、
触れるだけのキスをする

先生の顔が

目の前にあった…。


「せ、先生……!?

い、今…キ、キス…」

先生はバツが悪そうな顔をして、


「…俺は、一人の男として
お前のことが好きだ。」


う、そ……

先生が私を好き?

……一人の男として?


どうしよう…
私…先生にキスされちゃった…!

頭の中が真っ白になって

私は…その場から
………逃げ出した。