リンゴ飴より甘い恋




あ、宇美だぁ!

「宇美―!おはよ(笑)」

「あれ?林瑚!
おはよ―…あれ?
その人は?」

宇美は、運転席に座っているお兄ちゃんを指差して聞いてきた。

「あれ?宇美、
お兄ちゃんだよ?」

「謙也です。
宇美ちゃん…だよね。
会ったことはあったけど…話すのは初めてだよね?


いつも林瑚から聞いているよ、
いつもありがとね(笑)

これからもよろしくね(笑)」

「は、はい///
こ、こちらこそ…!」

「じゃあ林瑚、
帰りにまた迎えに来るから。
ここにいるんだぞ。」

「はぁーい。」