リンゴ飴より甘い恋


『林瑚、これあげる。』

『なぁに?これ。』

『りんご飴っていうんだ。』

『りんごのあめ?』

『林檎飴。

食べてごらん?
甘くて美味しいよ?』

ペロッ

『ほんとだぁ―!
ありがと♪』



……ん、朝か。
あれ?なんか夢をみていたのに…
なんの夢だったっけ?
忘れちゃった。
ま―…、いっか。

でも、幸せな夢だったな。

ピンポ―ン

「はぁーい!」

ん―……
こんな朝早くに、
一体、誰かな―…?

「林瑚、迎えに来たよ(笑)」

「お兄ちゃん!

ありがとう(笑)」