「あっ!!翔太君だッ!」 茉由が言った。 「この前、言ってた子?どれどれ?」 茉由が言う翔太くんというのは、委員会が同じで一目惚れしたらしい。 「神矢くんの隣にいる黒髪の子。」 茉由が一人の男の子を指した。 指の先には、 神矢くんほどではないが、 可愛らしい男の子がいた。 八重歯が印象的で、優しいイメージ。 「神矢くんと仲良いんだね。」 「そうなの。小学校からの幼馴染みなんだって。」 そんな話をしながら、教室に向かった。