止められないよ、もう――――― 校門まで来て、 やっと先輩と私は走る足を止めた。 「ハァッハァッ...。割、と、運動不足...だったのな」 息を切らして 膝に手をあてながら先輩は言った。 伝えなくちゃ 逃げないよもう。 「先輩...あのさ」 「ん…?」 「私、先輩が...」 好きみたい。 そう言おうとした口がふさがった。