なんで私の兄貴が――――――――



「ん?あれ?仁奈じゃん。」


「んー…」




座っている私の目の前に現れたのは

茶髪ショートが目印の


「香苗?!!」


「あーまぁ、城田ですが」





多少苦笑いの香苗に
私はためらいのかけらもなく抱きついた。